様々なイメージのある護身術

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一般的な護身術というとイメージされるものの一つに、道着袴の老人が大柄な男をひらりといなしてその勢いで相手の腕を決めたり投げ飛ばしたりというものがあります。そういった達人の域に達するまでには、何十年も修行してその道を極めた人しかなれませんので、あまり現実的とは言えません。また防犯スプレーやスタンガンといった防犯グッズを使用して相手を制圧するという方法もありますが、とっさのパニック状態ではうまく使用できなかったり、最悪相手に奪われてしまう可能性も否定できません。フィジカルな面とメンタルな面から護身術とはどういったものか見てみましょう。

フィジカル面での護身術

フィジカルな面での護身術の定義とは、何者かによって襲われたり暴力を振るわれたりした場合に、敵に立ち向かうために自身の体すべてを使用して抵抗し、場合によっては相手に適度な攻撃を加えて、逃げるためのスキを作り出し、危険から逃げる方法のことを指します。このときの攻撃とは、相手の腕を極めるといった方法以外にも、単純に相手を殴る蹴るといった行為も含まれます。
急に襲いかかられた場合以外では、相手との距離をおいてエスカレートさせないようにすることがまず重要です。それでも相手がエスカレートして急に襲いかかられた場合は、しっかりとガードを固めて逃げられる状況ならば逃げ、逃げられない状況の場合のみ攻撃を加えて逃げる時間を確保します。攻撃はあくまでも逃げるための時間を確保するために行うものであり、そのまま制圧しようなどと思わずに、とにかく安全に逃げることを第一に考えてください。

メンタル面での護身術

次にメンタル面で言う護身術とはあくまでも危険な場所には近づかない、危険そうな人には近づかないといった危険を予め回避しようという意識を持つことです。危害を加えようとする人は、体格が小さかったり体力がなさそうだったりと、自分が優位に立てそうだと思う人を狙います。そして暗い夜道を一人で歩いていたり、オドオドとした態度で歩いていたりすると襲撃のターゲットになりやすいです。そういったターゲットになりそうな状況を自分から作らずに、未然に危機を回避することが護身術とも言えます。また、過度な自信は逆に危機を招くことになりますが、護身術を習うことで自信が付き、堂々とした行動をとることによって襲撃者に襲いづらそうな相手だと思わせる効果も期待できます。

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