エレベーターの中で護身術を使用する場合

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普段無意識に使用し、上下階への移動手段としては日常生活を行う上では非常に便利なエレベーターですが、視点を変えてみると非常に狭く目的地につくまではドアが開かない密室であるという点が着目されます。もしそんな状況で襲撃された場合は逃げ場はありません。
小さな雑居ビルやマンションにあるエレベーターは入口が狭く、人が二人並べるほどの余裕がありません。そのため見た感じが不審な人物が入ろうとしても、その横を通って逃げるということができにくい状況です。この状況でカバンなど手持ちの荷物を奪いに来た場合、何もせずに犯人に渡してそのまま去ってくれれば安心ですが、更に金銭の要求などをされる場合もありますので、最善の方法とは言えません。この場合に護身術でできることを説明します。

持ち物に固執しない

こういった状況ではカバンなどの荷物を取られまいと抱え込んでしまいがちになり、もみ合いになって一方的に殴られてしまう場合が多いですが、言うまでもなくそれは悪手です。護身術的な正解はまず荷物を手放すことです。そうすれば両手はフリーになりますし、強盗目的であれば注意がカバンの方に行きますので相手の視線をそらすこともできます。次に行うのはがら空きの股間を狙って掌や拳で攻撃することです。狭い室内で密着した状態になっていますので、足よりも手で攻撃したほうが安全ですし当たりやすいです。効果があるまで何度でも打ち込みましょう。
相手との距離が離れてようやく蹴りの出番です。これで相手が無力化し、エレベーターのドアが開いていれば即座に逃げるべきですが、その状態でもタックルを仕掛けてくる場合も十分ありえます。完全に無力化していないのであれば、目の前に露出している後頭部に拳を振り下ろして完全に無力化させます。

すぐさま逃げること

相手を無力化するのも大事ですが、相手にダメージが入って逃げられる状況でしたら逃げることを優先しましょう。ドアが空いている場合は荷物が回収できる状態になければ荷物は置いたままでもまずは逃げてください。エレベーターが動いている場合は最寄りの階のボタンを押してエレベーターを停止させますが、余裕が無い場合はとにかくすべての階のボタンを押して着いた階に逃げます。
その後、周りの状況を確認して犯人が追ってこないのであれば、最寄りの交番や携帯があれば110番通報で警察を呼びます。相手が無力化したからと言って無理に犯人を捕まえるのは危険です。暴れる相手を押さえつけるのはプロでも難しいので、まずは安全な場所へ逃げることだけを考えることが大切です。

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